ねんきん定期便に掲載しない年金等
「ねんきん定期便」には掲載されていない、年金はご存知でしょうか。
ねんきん定期便は年に1回誕生月にはがきで届きます。封書で35歳、45歳、59歳時に詳しい内容が記載されています。
50歳以上の方は、現在加入している年金の継続で60歳まで保険料を支払った場合の見込み額が記載されています。
50歳以下の方はこれまでの加入履歴により年金の見込み額が計算されています。ねんきん定期便に記載していない、企業年金や厚生年金基金は国の厚生年金とは別の手続きが必要となります。
事前に確認をしましょう。人生100年時代の大切な老後資金です。
加給年金の対象と年額
加給年金の概要や受け取り方を解説します。
加給年金、夫は厚生年金に20年以上加入し、原則65歳時点で生計を維持妻が厚生年金の加入が20年未満 妻が65歳になるまで 390.900円(年)子18歳年度末2人目まで年22万円受給できます。
基礎年金と厚生年金は別々に分けて繰り下げ受給ができます。厚生年金と加給年金はセットで受給すれば、加給年金は受給できます。
年の差が大きな場合は基礎年金だけ繰り下げる方法をお勧めします。
人生100年時代。(繰り下げ受給1ヵ月0.7%増し)。5年間で42%増し。
年金の受給額を増やす額を一生涯受け取れるのは安心できます。(繰り上げ受給1ヵ月0.4%)生年月日で1ヵ月0.5%の方もいますが、繰り上げ受給はお勧めしません。デメリットがあります。
年金は請求の手続きをしないと受給できません。繰り下げ等の相談は年金事務所へご相談ください。
振替加算は妻自身の基礎年金とセットです
振替加算は年約1万5000円。1966年4月2日(昭和41)以降に生まれた人から振替加算はありません。年金の受給額を増やすのは繰り下げ受給です。
繰り下げ受給 2022年4月~年金改正
年金の受給開始年齢は65歳を原則とし、本人が希望すれば今回の改正で60~75歳に広がる。75歳を選んだ人が毎月受け取る年金額は65歳開始に比べて1.84倍となる。
人生100年時代。(繰り下げ受給1ヵ月0.7%増し)。70歳で受給開始をすれば5年間で42%増し。
年金の受給額を増やす額を増やすことは大きな安心となります。
個人で準備したIDeCo や国民年金基金、小規模企業共済等
定年後に受け取れる種類や受け取り方の準備は大切です。
「特別支給」60歳前半の厚生年金
年齢によってもらえる人もいます。「特別支給」は増額の対象外です。案内が届きましたら、請求手続きをしましょう。
男性1961年(昭和36年)4月2日生まれ、女性1966年(昭和41年)4月2日生まれ以降は終了します。