教育・退職・介護の三重苦世代
子どもが生まれて教育費がかかるとき、自身が退職となり、親の介護がかさなる。三つがかさなり、経済負担がのしかかる。
三重苦世代。早くからライフプランをたて、準備を始めれば対応できます。
自分のこれからの人生設計のプランを描き、今 できる事をしっかり行うことです。
公的年金・iDeCo・つみたてNISAなど知っていますか?
国の税制優遇策を知っていますか?
介護休業給付・介護休暇などあります。
情報をキャッチ、活用しないなんてもったいないです!
教育資金は児童手当をつみたてNISA必要時まで育てませんか。
退職まで50歳代は、十分時間があります。
50歳代からでも大丈夫ですiDeCoで備えましょう。
人生100年時代をゆたかにむかえるため、働き方と公的年金のもらい方をあわせて考え生活設計を考えましょう。
年金受給開始は60歳~75歳までに広がりました。
繰り下げ受給(65歳~75歳まで)(1ヵ月、0.7%)例えば、70歳で繰り下げ受給しますと100万円の年金額が142万円に受給額が増えます。
一生涯42%増しの年金が受給できるのです。男性が3人に1人、女性が5人に3人が90歳まで生きる見込みです。
長生きが当たり前になった今、自分に合った働き方を見つけて繰り下げ受給額をできるだけ増やすことは必要です。
介護で退職はだめですよ。
平均、男性の収入は約3分の2、女性は半分位にダウンします。
自身の老後をイメージしてください。介護離職は親と子の両方にとって悲惨なことです。
親の介護は親の資産でできるだけ準備してもらうことです。
親の年金、貯金、金融資産、ローンや負債額、医療保険や生命保険など、親の懐事情を確認するのが基本です。
介護の相談は「地域包括支援センター」に連絡してください。
各地にあります。介護のよろず相談所です。公的な窓口で無料相談できます。
しくみを知って上手に使って介護と仕事を両立しましょう。
遠方でも離れていても受けやすいサービスもあります。
親の住まいの場所と状態、困っていることをメモにしてポイントを伝えてください。親の介護を1人で抱え込まないでプロのサポートをうけましょう。
親の介護で休んだら、介護休暇制度と介護休業制度をしっかり利用しましょう。
公的な制度は2つで、介護休業給付金は通算93日間の介護休業を最大3回に分けて取得できます。「介護休業給付」は給与の67%が雇用保険から支給され、「介護休暇」は年間5日まで有給の半日単位でとれます。
介護休業の上手な使い方を利用しましょう。
今 できる事、親が元気なうちに話し合い、介護が必要となった場合はどのようなことを願っているか確認してください。例えばエンディングノートに記入してもらうことです。事前に対策をたてることで不安が軽減できます。親の人生も大切。ご自身の人生も大切です。
介護で仕事を辞めない。健康を保ち長く働く。年金の繰り下げ受給。
iDeCo、NISAの知識は、現在のあなたが未来のあなたを支えるのです。
人生100年、お金に困らない準備を早めに始めれば対応できます。