年金改正2022年4月から

今回の年金改正は自らの働き方を考えるきっかけとなります。

人生100年時代を支える、年金改正です。

 

  年金制度のしくみ

公的年金は職業や働き方によって1階~3階まで積み増しすることができます。

日本では国民皆年金制度。誰もが年金に加入し、保険料を納付しなければいけません。

 

年金には、国民年金と厚生年金の2種類があります。国民年金の被保険者は3種類。第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者に分けられます。

 

国民年金は自動的に加入します。会社勤めの人、手続きは勤務先が行います。3階のイデコは任意加入です。

 

 

  繰り下げ受給上限75歳に、年金額最大84%増し

年金の受給開始年齢は原則65歳ですが、年金改正で「60歳~70歳の間」から「60歳~75歳の間」に本人が希望すれば5歳引き上げが拡大しました。75歳を選んだ人は年金額が65歳開始と比べて1.84倍になります。

繰り下げ年金額は「1ヵ月0.7%」増し。75歳に受給開始とすると、84%増。

繰り上げ受給は「1ヵ月0.5%」から「1ヵ月0.4%」に減額率を下げました。最大マイナス24%に縮小です。

長生きリスクを年金支える年金が増えます。長生きリスクに対応。公的年金は保険です。

 

  在職老齢年金 60歳~64歳 年金カット47万円に

年金を受給しながら働く人の年金支給停止の基準額が「28万円」から「47万円」に引き上げられました。

特別支給の老齢厚生年金(特老厚)をもらう人も年金カットを気にせず働けるようになりました。

 

 

  厚生年金を受給しながら65歳からの勤務 年金上乗せ

65歳以上の年金を受給しながら、厚生年金に加入して働く人は年金額が毎年増える。

在職中でも保険料が年金額に反映され、その結果毎年年金額が増えていきます。

 

 

  イデコ 確定拠出年金に加入できる年齢が最大65歳に

2022年5月~加入可能年齢が「60歳」から「65歳」に引き上げ。

2022年4月~受給開始時期が「60~70歳」から「60~75歳」に延長。

IDeCo のしくみは職業・働き方によって異なります。

税制優遇 「拠出・投資時」全額所得控除 「運用時」運用益は全て非課税」 「受取時」退職所得控除、公的年金控除を適用。

  人生100年時代戦略 

年金制度が2022年4月に改正しました。改正を確認しましょう!

あなたが長生きリクを軽減できるのです。現在のあなたが未来のあなたを支えるのです!

活用しないなんてもったいないです!

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